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気を付けてください!外壁塗装でこんなトラブルありませんか?

date_range2022-11-22
library_books その他リフォーム一般

こんにちは
神戸市須磨区でお客様の暮らしを守る夫婦で営むリフォーム専門会社をしていますライフデザインの中島です。
      

先日、昔、仕事上で付き合いのあった方から、相談事の電話がありました。

他社で外壁塗装工事をされたのですが、あまりにも早くコーキングが切れたように思うが、そんなことがあるのかとという相談でした。

世の中、いろんな業者がいます

団地などでは10年に一度、大規模修繕工事で外壁の塗り替え、屋根の葺き替えなどを行うところが多いです。
   
個人のお宅ではいかがでしょうか?

使用している塗料の耐用年数は団地も個人宅(一般住宅)もそう変わりありません。 なので、10年毎に外壁の塗り替え、屋根の葺き替えなど考えられた方が良いです。
  

その方のお家(新築15年)も10年目の時に全国展開している業者で外壁塗装をしました。

       
外壁は木造で窯業系のサイディングを貼っていましたが、コーキングが切れてきており、5年間工事保証が付いていたのでその業者に見に来てもらって、コーキングが切れているところをやり直してくれることになりました。

外壁のひび割れ

でも、あまりにも早くコーキングが切れたので不審に思い、インターネット等で調べたり人に聞いたりして「プライマーを打ったのか?また2面接着が重要だからそれをしているか?等、その業者の方に聞いたところ、
「今は変性シリコンがあるからプライマーなんか打たないですよ」と言われ、鼻で笑われたそうで、実際の所どうなのかという相談でした。
    
私も連絡をもらってそんな仕事をする会社があるのか?と思いましたが、世の中にはいろいろな業者がいて、予算を省くためにプライマーを使用しない業者もいるらしいです。

プライマーって何?

外壁のサイディングなどのセメントを使った窯業系の外壁板では、板が伸び縮みしても雨水が入らないようにするためにコーキング(シーリング)打ちをします。

コーキングとは


その下地材とコーキング(シーリング)材の密着性をよくするための材料がプライマーです。
プライマーにはシーリングの種類(シリコン・ウレタン・変成シリコンなど)ごとにプライマーが用意されています。
プライマーがしっかり塗られていないと、コーキングが切れてきて、雨水が塗装の弱い裏側(つまり壁の中)にまわり、サイディング材の耐久性が低くなるので
絶対におススメできません。
いくら手直ししてもプライマーがないと、またコーキングがきれてきます。
       

プライマー塗布
シーリングの前にはプライマー

外壁は営業マンに目をつけられやすい

今回は5年間工事保証期間だったので、コーキングが切れているところをやり直してもらうことになりましが、5年保証も、保証期間の補修に来たついでに追加工事を請け負うという算段なのかもしれませんね。
      
外壁は訪問販売の営業マンに目をつけられやすい箇所なので、皆さんも、気をつけてくださいね。
特に「無料」とか「サービス」「期間限定」「キャンペーン価格」などという言葉には気を付けてください。「半額にする」とか「100万円以上安くする」などといった大幅な値引きは、元の価格が適正かどうか疑わしいですし、手抜きや不正が前提の可能性があります。
自分の仕事にプライドを持ってやっている職人なら、値引きやお得感をアピールするのではなく、真摯な対応・塗装の技術でお客様と向き合います。

外壁塗装の目安

外壁塗装は単純に「壁に色を塗ってきれいにする」ということだけが目的ではなく、「家を守ること」も重要な目的です。
外壁のひび割れ・塗装の剥がれ・鉄部のさび、コーキングの劣化・チョーキング(触れると手に白い粉がつく)などが外壁塗装・塗替えリフォームを考える時期です。
塗膜が劣化すると外壁が風雨や紫外線にさらされて、建物の腐食を進めてしまいます。
放っておくと、雨水が入り込んだり、腐ったり、カビが生えたりします。
外壁にコケ・カビがある場合は要注意です。
湿気が多い証拠で、塗料の防カビ材の効果がなくなったサインです。
壁面の劣化が進みやすく、家の内部にもカビや微生物が侵入し、ダニが発生しやすくなります。
応急処置で済むものもありますので、気になる症状がありましたら、ご連絡ください!
     
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