こんにちは。神戸市須磨区でお客様の暮らしを守る夫婦で営むリフォーム専門会社をしていますライフデザインの中島です。
最近は雨が降ったと思ったら、すごい雨量で加減というものはないのかと思います。
今回は雨漏りのお話です。
私の子供のころは天井は染みだらけで、雨が降ると雨漏りで床にバケツを置いたこともありました。
リフォームの工事の時に、天井を剥がしたら屋根の隙間から空が見えていたのにはびっくりしました(笑)
最近の住宅では屋根材や防水技術が格段に進歩したので、屋根より経年劣化による壁のひび割れや窓のサッシから雨水が侵入することが多いです。
天井や壁にカビやシミがあったり、壁紙が浮いてきたり、壁紙が剝がれてきり、ふすまや障子が湿気ている時は要注意です。
湿気や結露かもと侮っていたら、雨漏りで、知らない間にとんでもないことになっていた一例をご紹介します。
内部の木が腐ってボロボロに
5年ほど前に他の工事で行かせていただいた時に、雨漏りの可能性があるとお知らせしていたのですが、「また次回の工事の時で良いです」という事でしたので、雨漏りの調査まではしませんでした。
今回、1階LDKと和室の改修工事をさせて頂いたときに、あまりにも湿気がひどいので、調査させて頂くことにしました。
外壁は、ぱっと見はきれいなのですが、壁を少し剥がしてみたら、雨漏りのせいで、内部の木が腐ってボロボロになっていました。
また、ムカデが住み着いており、なかなかびっくりするくらい酷い状態でした。
家の中にムカデも落ちてくるし、壁もカビが回っていたので、ベランダを撤去しないといけない状態にまでなっていました。
この雨漏りの原因は新築施工時のミス!
そして、この雨はどこから入ってきているのかと調査いたしましたら、ベランダからの雨漏りと判明しました。
なんと、新築施工時に防水施工がされていなかったのです!
今回のケースは25年程前に建売住宅を購入されたのですが、ベランダ施工で、板金やコーキングなどの水が入らないようにする仕舞が施工されいませんでした。
明らかに新築を建てた工事業者のミスです。
他にも手抜き工事がありそうです。
本当にひどい話です。
でも、購入当時には購入者は気がつかないですよね。
雨漏りを見つけたら
大雨の時に、雨漏り箇所を見つけた時は、写真に撮っておいてくださいね。
ぽたぽたと水滴が落ちる場合はすぐに防水テープなどで応急処置をして、早いうちにご連絡ください。
また隠れた瑕疵で保障してもらえるかもしれないです。
次はこの雨漏りがどこから来ているのかを探します。
屋根からなのか、壁からなのか。
ここからは個人では限界があるので、ご連絡くださいね。
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