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一通のお手紙から、改めて感じたこと

こんにちは。
株式会社ライフデザインの中島です。
先日、9月9日に神戸市が主催する「省エネ住宅現場講習会」にて、講師を務めさせていただく機会がありました。
地元・神戸で建築やリフォームに携わる同業者の皆さまが集まり、実際の施工現場を見ながら、省エネ住宅や断熱について学ぶ講習会です。
そして講習会の後、参加されていたある社長様から、とても心のこもったお手紙をいただきました。
その手紙を読んで、胸が熱くなりました。
「性能値や施工方法だけでは伝えられないものがある」
お手紙には、こんな嬉しいお言葉が書かれていました。
「講習会の中でも特に心に残ったのが、中島様ご自身が実際に断熱改修を体験され、その効果を実感された時のお話でした。施主様の驚きや感動を本当に生き生きとお話しされていて、聞いている私までその時の感覚を追体験しているようでした。」
さらに、
「私は普段、お客様に高断熱化をご提案する立場ですが、性能値や施工方法を説明するだけでは伝えられないものがあると感じています。」
そして、
「これはぜひ、高断熱の住まいを検討されているお客様には、中島様のお話を聞いていただきたいと心の底から思いました。」
このお手紙を読みながら、
「伝えたかったことが、ちゃんと伝わったんだな」
と、とても嬉しくなりました。

私たちが大切にしているのは「数字」だけではありません
住宅の断熱性能を考えるとき、UA値や断熱等級など、さまざまな数値があります。
もちろん、こうした性能値は住まいづくりにおいて大切なものです。
「どれくらいの性能なのか」を客観的に判断するためには、数字は欠かせません。
でも、家は数字だけで暮らすものではありません。
実際に暮らすのは、そこに住むご家族です。
朝起きたときに寒くない。
リビングから廊下に出ても、温度差が少ない。
冬の朝、布団から出るのが少し楽になる。
暑い夏にも、家の中で心地よく過ごせる。
そして、
「この家にしてよかったね」
と家族で笑える。
私たちが家づくりやリフォームで大切にしたいのは、そうした実際の暮らしの中で感じる快適さです。

「体感」したからこそ伝えられること
私自身、断熱改修の現場で、施工が進むにつれて変わっていく環境を実際に体感してきました。
断熱材を施工し、窓を改修し、家の性能を少しずつ高めていく。
すると、
「あれ? なんか違う」
と感じる瞬間があります。
これは、カタログを読んだだけでは分かりません。
実際の現場に立って、施工して、そこで過ごしてみたからこそ感じられることです。
だから私は、断熱についてお話しするときも、性能値や工法の説明だけで終わらせたくありません。
「実際に暮らしたら、どう感じるのか」
そこまで含めてお伝えしたいと思っています。
今回いただいたお手紙は、そんな私たちの思いを改めて確認させてくれるものでした。
同業者だからこそ、学び合えることがある
今回の講習会で、もう一つ嬉しかったことがあります。
それは、地域で同じ建築の仕事をしている方々と、立場や会社の違いを越えて、住まいについて話し合えたことです。
「こんな施工方法がある」
「こういうところが難しい」
「お客様には、こんなふうに伝えている」
それぞれが日々の仕事の中で培ってきた経験があります。
同じ地域で仕事をしているからこそ、情報を共有したり、刺激を受けたりすることで、私たち自身も成長できます。
誰か一社だけが頑張るのではなく、
地域の建築に携わる人たちが、それぞれの知識や経験を持ち寄って、住まいの質を高めていく。
そんな関係ができれば、神戸で暮らす皆さまにとっても、きっと良いことなのではないかと思います。

神戸の住まいを、もっと良くしていくために
今回、一通のお手紙をいただいたことで、私たちがこれまで大切にしてきたことを、改めて考える機会になりました。
住宅の性能を高めること。
確かな施工をすること。
そして、それを数字や専門用語だけではなく、「そこで暮らす人の目線」で伝えること。
この3つを大切にしながら、これからも住まいづくりに向き合っていきたいと思います。
そして、地域で働く建築・リフォームの仲間の皆さまとも、互いに学び、刺激を受けながら、一緒に神戸の住まいをより良くしていけたらと思っています。
今回、心のこもったお手紙をくださった社長様。
本当にありがとうございました。
いただいた言葉を励みに、これからも、
「ここに住んでよかった」
と思っていただける住まいを、一つひとつ丁寧につくっていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。







